この記事は前回の続きとなる。まだ前回の記事を読んでいない者はまずそちらから読んで頂きたい。
それでは続きといこう。
スクールを選ぶ者
この章では、
どんな人間にスクールをオススメできるか?
といったところを焦点に綴っていく。
前提として私はプログラミングスクールに通う事は良い事だと思う。特に私も通っていたテックキャンプは他のプログラミングスクールと比較しても高スペックである。転職保証も付いており、まず飢え死にする羽目にはならないだろう。しかし「ゴール」に近いかと言われると必ずしもそうではない。
では本題に入っていこう。
スクールに通う事を勧める人物像
ここは私の偏見も入るが、割と本質的な意見が述べられると思う。 私が思うスクールに入るべき人物像は2つ
ズバリ
①独学を継続できない人間 ②就職を目的とした時に専門学校に通う人間
である。 前者については言わずもがな火を見るより明らかなため、解説を割愛させていただく。
②就職を目的とした時に専門学校に通う人間
誤解を生まないために最初に伝えておくが、「看護師」や「保育士」といった専門学校卒でなければ資格を取得する事ができないものについては極めて無くてはならない重要なものである。
しかし、そうでない職種の場合必ずしも専門学校に通うことが賢い判断だとは言えないのだ。
何故200万円もの大金を支払い専門学校に通うのか?
ここを今一度深堀ってほしい。理由は様々だろう。あるものは「青春を過ごす為」。またあるものは「その分野について知見を深めたいから」。等々様々だろう。それらが目的で通う分には大いに結構。
しかし大枠の目的はこれに収束する。
就職するため
そう、皆そのために資格取得の勉強をしたり、その業界の知見を学ぶのだ。 しかし考えていただきたい。
それは本当に専門学校に通わないと実現できない事なのだろうか?
プログラミングスクールにしろ、専門学校にしろ多くの場合独学で学ぶ事は可能なのだ。 それを深く理解する事なく脳死で専門学校、ないしはプログラミングスクールに入校するのは愚かである。 今一度自身の胸に手を当て問いてほしい。
本当に入校しても良いのだろうか?
ゴールするためのマインドセット
それではどうすればスクールに通わず、独学でゴールする事ができるか?前編で紹介したオンラインサロンやUdemyの教材といった具体的な事は今回紹介しない。 もっと根幹の抽象的な部分を綴っていく。
結論
楽しむこと
これに尽きる。
プログラミング学習はめちゃくちゃ楽しいこと!転職活動もめちゃくちゃ楽しい!そう本心から思た時、あなたはきっとゴールできるだろう。
難しいし辛いし楽しいと思えないよ!
そういった嘆きの声も聞こえるので、ここで具体的な解決案を提唱しよう。 それは
狂信的なまでに思い込む
これである。ある種の自己暗示的なものだ。「楽しくないし辛い」と思うのであれば「楽しい!めちゃくちゃ楽しい!」と思えるまでひたすらに自分に言い聞かせれば良い。それこそ毎日毎時間毎分毎秒ずーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーっと心の中、もしくは実際に声に出して発声してみるといい。自ずとそのマインドに脳が侵食され洗脳完了する。
人間の「信じる」という力は皆が思うより絶大である。そうでなければ昨今の社会や宗教は今の形を留めていないだろう。
恐らく大半の人間は
「くだらない」 「信憑性ない」 「カルト乙」
的な解釈をするだろう。その解釈でいたいのであればそれで結構。 しかし
本当に変わりたい。絶対にゴールするんだ!
そう強い意思を持つ人間は是非これを試してもらいたい。人間という生き物は
「感情」の上に「理屈」が乗っかっている生き物である
それ故、根幹の「感情」の部分から変えていこう。
終わりに
昨今の「考える前にまず行動!」という風潮に私は甚だ疑問を持っている。 前提知識のある人間が「まず行動!」は問題ないのだが、まだ知識も浅い人間が「まず行動!」してしまうと思わぬ事故に行き着くリスクが大きいのだ。 行動することは大変素晴らしい事であると私も思うが、まずは知識を養うことから徹底することオススメしたい。 人間もまた
脳がなければ動けない
のだから。
皆様が望む未来を実現し幸福な人生を全うできることを心から願う。