今日は酷く憂鬱だ
2021年3月8日のランチについて綴っていこう
・・・・・。
そう言いたいところだが、今日の私は酷く憂鬱でそれどころではなかった。己に「何故私は憂鬱なのか?」をひたすらに問いてた。しかし答えはみつからず、私は「底なしの絶望感」に悩まされていた。
昼時になり渋谷のセンター街を「ベンタブラック」に匹敵する、漆黒に染まった眼で彷徨っていた。その時、ある「居酒屋」が私の瞳に映った。
居酒屋-天狗-
思考力を失った私は本能のまま、そこへ入店したのだ。
私の瞳を彩ったのはアナタ
入店しスタッフの指す座席に座る。テーブルに丁寧に置かれた、お品書きに目を落とす。その瞬間。
私の瞳に輝きが戻り始めた
私の瞳に映った光景はさながら「桃源郷」、いや
といったところだろう。 その光景が私の瞳に、たちまち彩を与えてくれたのだ。 その光景がこちらだ。
メディテレーニアンハーバー |
これである。私はソレを見るや否やすぐにスタッフを呼び、これを注文した。
「絶望」を殺すもの「希望」
御託は無しだ。注文してから10分もかからず私の座る席に運ばれてきた。
もつ煮豆腐と鶏の唐揚げ(6個)セット |
690円(税込) |
皆は信じられるだろうか??
唐揚げ6個 ポテトサラダ もつ煮豆腐 お浸し 白米
これで690円であることを。 無論私は信じる事ができなかった。何度もお品書きの「690円(税込)」の文字を擦り、確かめた。 しかし結果は変わらず690円。
安い、安すぎる
ほんの20分前までひどく絶望していた私に、わずかな希望が垣間見えるえた。
落涙
私はすぐさまテーブルに置かれた割り箸を手に取り、「唐揚げ」を口に運んだ。そして2,3回ほどだっただろうか。咀嚼を繰り返した後に私は、
涙を流していたのだ。
これ程にまで絶望していた私が瞬時に希望を取り戻す事ができたのだ。そのギャップに耐えられず私は落涙した。
そのあとは一瞬だった。
「唐揚げ」は衣がカリカリで鶏肉自体も歯切れが良くジューシー。綺麗に油切りされていたので、くどくなく流れるように口に運べた。
「ポテトサラダ」は王道の「居酒屋のポテサラ」だった。不味い訳が無い。濃厚な口当たり。
極め付けの「もつ煮豆腐」は豆腐が木綿豆腐にも関わらず、容易には崩れずレンゲで掬い大変食べやすい。モツはじっくり煮込まれた甲斐があってか、「歯茎だけで咀嚼できる」程に柔らかくなっていた。
それらを「白米」でインターバルを挟みながら平げた。
途中「お浸し」を挟むことで私の味覚に「冷静さ」を取り戻してくれていたのを忘れてはならない。
最後に
私が何故あそこまで憂鬱だったか今わかった。私はあの時、
空腹だった
のである。故に底無しの絶望に襲われていた。そんな私に蜘蛛の糸を垂らしたのは「居酒屋-天狗👺-」様である。
皆様の中には
居酒屋は夜に行くものだ 居酒屋は酒を飲む場所だ
と思われている方も少なくないはずだ。 しかしこれを機に是非選択肢に含めて頂きたい。
居酒屋はランチがメインである。
と。
今回は「もつ煮豆腐と鶏の唐揚げ(6個)セット」を頂いたが、天狗様にはまだまだ多くの逸品が用意されている。
お品書き(ランチ) |
日替わりランチは混雑状況によっては品切れとなる可能性があるため事前に注意して頂きたい。
絶望にいた私を救ってくださった「居酒屋-天狗👺-」様と、私の血となりにくとなってくださった、鳥様と牛様と野菜様に最大の感謝を込めて。
いただきます